教室のK先生が○△大学の教授に内定しました。おめでとうございます。「苦労はいつか報われる」、そして「人は目指せば何にでもなれる」。私たちを取り巻く世界が、まだそのような価値観を残した世の中であることがわかって大変うれしく思います。
若い医局員を指導しながら手術室で遅くまで働き、手術の後ICUの患者を見に行き、実験室で自ら実験をして、土日を潰して論文を書き、若い医局員の研究を指導して・・・・すべて日々の積み重ねで麻酔科医や研究者としての力量が、麻酔科領域を越えて外科系の先生にも知られるようになって、教授を勝ち取りました。自らの半径5 m以内の地道な努力の積み重ねで、"We can be anyone we would like to be." を示してくれました。本当におめでとうございます。
K先生とは手術室でバタバタと走り回ったり、夜遅くまで実験室で一緒だったり、医局で酒を酌み交わしたりしながら、麻酔科医として共に成長してきました。K先生が○△大学に赴任するとその教室を背負った立場となり、これまでとは違った関係になります。同じ仲間としてお話できるのは祝賀会が最後かも知れません。そのことを少し寂しく感じながらも、信州大学と○△大学、そしてK先生と私との関係が新たな次元に入ることを楽しみにしています。本当におめでとうございました。
2014年2月13日木曜日
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