2011年1月4日火曜日

京都 一乗寺界隈と松本 中町通り

2011年になりました、明けましておめでとうございます。医局の方々を対象としたこのブログも足掛け2年になりました。よくまあ続いたと思います。もう少しショボショボと続けて、役目が終われば止めようと思っておりますので、今しばらくのお付き合いを...

さて年末は恒例の忘年会で京都に行ってきました。京都に行っても、毎年、一乗寺界隈と三条界隈をブラブラするだけですが、それが楽しいのですね。学生時代は一乗寺界隈で生活のほとんどが事足りました。当時、週末毎に通った名画座(http://homepage2.nifty.com/bkbn/hakurankai.html)はつぶれ、スーパーマーケットになったし、Jass喫茶(言葉自体が死語になりましたが...)は普通の喫茶店に替り、アナーキーな雰囲気を持っていた本屋は、今ではすっかりおしゃれな、全国的に有名なお店になってしまいました(http://www.keibunsha-books.com/)。それでも一乗寺の街並みは30年前とほとんど変わらず、昔の定食屋やラーメン屋も多く残っていて、ホッとします。

以前、H薬科大学のN先生に連れて行ってもらった戸越銀座や、京都の寺町通り、札幌の狸小路など、気に入っている商店街は沢山あるのですが、商店街としてはしょぼい一乗寺界隈が一番好きです。僕と同じように、学生時代過ごした京都を離れた後も、一乗寺界隈を忘れられない人が多いようです(http://www.kanshin.com/keyword/303334)。一乗寺や修学院周辺は、京都の中心街のように排他的でなく、地元の方々と、4-5年でいなくなる学生たちと、間違って迷い込んだ観光客たちが、うまく調和して独特の雰囲気を醸し出しているからだと思います。

終の住まいである松本の、中町通りがもう少し東に延びて、恵文社のような本屋や、もう少しゆったり寛げるカフェができれば、中町通り=(一乗寺界隈+寺町通り)/2みたいになって、僕にとってはベストな空間になるのですが...そうなるまでは、毎年、仕事納めの翌日に、京都一乗寺をブラブラした後、東山三条の帆布屋さん(http://www.ichizawashinzaburohanpu.co.jp/cgi-bin/index.cgi)を覘く生活が続くように思います。だから、もっともっと頑張ってくれい、中町通り!!(http://www.mcci.or.jp/www/nakamati/)と言いたいですね。