2009年9月23日水曜日

札幌→高知→信州

先々週は、札幌での学会のついでに、2年振りに前任地の大学(http://web.sapmed.ac.jp/)近辺を散歩してきました。よく行った「ハットリ兄妹」(http://r.tabelog.com/hokkaido/A0101/A010102/1003370/)もまだあったし、前任地周辺はあまり変わっていませんでしたね。翌朝、豊平川河川敷をジョギングしました。豊平川は定山渓に端を発し、石狩川に合流して石狩湾に流れ込むので、札幌中央区辺りの豊平川は丁度、山(定山渓)と海(石狩湾)との中間に位置します。(小学校の時習った)海風、陸風のせいでしょうか、朝と夕方とのジョギングでは風の方向が異なり、それぞれ、上流に向かう風と下流に向かう風を受けます。今回は、朝のジョギングだったので、上流に向かう風を受け、微かに石狩湾からの海の香りを感じましたね、まぁ、Placebo効果かも知れませんが。

先週は、高知大学の新教授に就任されたY先生の祝賀会で、高知に行ってきました。僕は徳島で生まれたのですが、お隣の高知に行ったのは今回が初めてでした。高知は城下町にもかかわらず道が広く、明るい街でした。松本と雰囲気が違う城下町もあるのですね。高知=(鹿児島-桜島)のような印象でした。桂浜まで往復したかったのですが、祝賀会まであまり時間がなかったので、高知城~はりまや橋を経て、鏡川沿いのジョギングしました。鏡川は河口に近く、海をすぐそこに感じました、南国の海の香りで、沖縄っぽかったですね。通り過ぎる皆さんが挨拶してくれて、びっくりしました、オープンな街なのですね、太平洋で世界に開いているからかしら。そういえばジョン万次郎は土佐の人でしたね。

一昨日は、松本のアルプス公園~豊科カントリークラブへとジョギングして、そろそろ黄金色になりつつある安曇野を眼下に見ることができました。もう少し秋が深まると、安曇野は刈り入れの終わった稲の黄金色と、色づいた林檎の赤色と、山の紅葉が相まって、本当にきれいになります。

短期間に海(高知)、海と山の中間(札幌)、山(松本)をジョギングしてみて、やはり、山の風景が僕にはしっくりときますね。特に、秋の安曇野の黄金色と紅葉の風景を見ると、胸がジーンとします。僕の中の農耕民族としてのDNAが、冬を前にして、食料を確保できた安心感からくる感動なのでしょうか。とにかく、こうした安曇野の風景が、日本の原風景という気がするのですね。徳島の山間で生まれて、山を見慣れてきたからなのでしょうか、郷愁と類似の感覚だと思いますね。ところで、札幌、高知、松本と、風土によって住んでいる人の個性が少し違うような気がします。まあ和辻哲郎の風土論はあまりに自然を擬人化していて極端ですが、着眼点は誤っていないように思います。

北アルプスはもちろん、信州の自然の風景は大変気に入っているし、和食や居酒屋、イタリアン、フレンチで気に入ったお店は見つけたので、後は、もう少し僕に合った理容室(あるいは美容室)と、落ち着けるカフェ、「ハットリ兄妹」のような気が置けないバーを見つければ、僕にとっては十分なのでが...、誰かいいところ知りませんか。