2010年6月6日日曜日

第57回麻酔科学会終了!

第57回日本麻酔科学会(福岡、長大 澄川先生会長)が終了しました。今回の麻酔科学会は、AACA(アジア・オーストラレーシア麻酔科学会)との合同開催だったので、アジアからの麻酔科医たちが目立った学会でしたね。少しお話した限りでは、アジア各国、麻酔の臨床にはあまり大きな違いがないように思いました。但し、前回に書いたように、中国と韓国の若者の研究への高まりを感じました。

さて教室からは、僕や川○先生の司会/講演に加えて、田◇(さ)先生が招請講演し、菱△先生がシンポジウムで発表し、坂□先生はワークショップでインストラクターをして、吉●先生、平◆先生、石■先生、今▼先生たちが一般演題で発表しました。田◇(さ)先生の招請講演を含め、皆さん、りっぱに発表していたようですし、質疑応答もよかったと思います。僕が聞けなかった人の発表も他大学の人から褒められたので、大変誇らしく思いました。よかった、よかった。

ともあれ、「発表」って大事でしょ。研究内容を世に知らしめるのは、コツコツ研究するに匹敵するくらい重要な事項と思います。自分の研究のロードマップを持っていないと、人を引きつける魅力的な発表はできません。若いうちにいろいろ勉強し経験を積むのは、やがて一生のロードマップ(ライフワーク)を見つけるためにあるのだと思います。ということで、学会発表を仕事の一区切りにするようにスケジュールを調整すべきだと思います。そして、学会では他施設の人たちと知り合うことも重要です。新たなアイデアが得られるからね。

次のステップとして、学会で発表した内容を論文化すべく、皆さん頑張って欲しいと思います。論文掲載までの道のりは、学会発表の10倍以上険しい山道ですが、その分足腰が鍛えられて、医者としても人間としても成長するはずです。僕も皆さんに刺激されて、遅れている原稿や論文のreviseに励もうと思います。

そして、今回一緒に学会に参加してくれた初期研修医のうち何人かが、来春、仲間になってくれたらいいなと思います。そのためには、麻酔科での教育体制をもっともっと強固なものにしなくてはならないと思います。

次の大事な学会はアメリカ麻酔科学会(ASA)ですね。今年のASAは沢山の教室員とともに、ホテルの部屋をshareしレンタカーで移動して、アメリカ生活を楽しみ、かつ学会で勉強してこようと思っています。英語での発表が、教室にとって実り多いものになればと願っています。